はじめまして。元料理人のWebデザイナーの「よう」といいます。
ここでは僕の経験や体験をもとに「料理人から転職するならWebデザイナーがおすすめ」について解説します。
あなたが料理人として働いている中で、このような悩みや思いを抱いているなら、この記事はあなたのためのものです。
- 「料理が好きだけど、料理人の仕事は続けられない」
- 「ちょっと料理人から離れてみたい」
- 「新しいことに挑戦したい」
- 「違う職種も経験してみたい」
人間関係、長時間労働など、上記のような悩みに至った理由はいろいろあると思います。
そういった悩みを持っていて転職を考えている人に、僕は「Webデザイナー」をおすすめします。
でもこう思いますよね。
「料理人からWebデザイナーへの転職は可能なの?」
その答えは「はい」です。
というより料理人はWebデザイナーに向いています。
実際、僕が料理人からWebデザイナーになってますから
この記事には以下のことを書いています。
- 料理人がWebデザイナーに向いている理由
- 料理人からWebデザイナーへ転職するメリット
- Webデザイナーへ転職する方法
この記事を通して、なぜ僕が料理人をWebデザイナーへの転職をすすめるのか、その理由がわかります。
料理人として経験した厳しい日々や体験をWebデザイナーという職種で活かせます。
料理人から転職を考えている方は、ぜひ読み進めてください。
きっと参考になるはずです。
料理人からの転職先はWebデザイナーがおすすめ!
前置きとして、料理人と言ってもいろんな料理人がいるのでちょっと説明しますね。
「料理人」といって、も場合によっては料理を作っている人をまとめて「料理人」というかもしれません。
ここで解説する「【料理人から転職】30代前半までならWebデザイナーがおすすめ!」の料理人とはこういう人を「料理人」としています。
1から作り上げるということは、冷凍の材料や出来合いの材料を使わずに料理を作り上げることができる人です。
ハンバーグを例に簡単に説明すると、冷凍のハンバーグに出来合いのソースをかけたものしか作ったことがない人は1から作り上げれる人とは言えません。
「料理人」の説明が終わったので解説を始めますね
Webデザイナーってどんな仕事をする人?
まずWebデザイナーをおすすめする前に、Webデザイナーってどんな仕事をする職種なのか説明します。
Webデザイナーとは、Webサイト(ホームページ)の目的やコンセプトに基づいてデザインを制作する職業です。
Webデザイナーの仕事内容は大きく分けて2つあります。
- デザイン
- コーディング
Webデザイナーだから仕事はデザインだけかと思うかもしれませんが、もう一つコーディングという作業があります。
①の「デザイン」は文字どおり見た目のデザインを行う業務です。
②の「コーディング」という言葉は初めて聞いたと思いますが、これはHTMLとCSSと言われるコードを記述する作業です。
ちょとしたプログラミングだと思ってください。
Webデザイナーの仕事内容をもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
参考:【未経験者必見】Webデザイナーの仕事内容を詳しく解説
Webデザイナーに向いている人の特徴と性格
Webデザイナーに向いている人にはある程度の傾向があります。
以下の12個の特徴と性格に少しでも多く当てはまると、よりWebデザイナーに向いている人ということになります。
- パソコンを使った作業が好きで抵抗がない人
- デザインすることが好きな人
- ものづくりがすきで作り上げることが好きな人
- クリエイティブな作業が好きな人
- 細かい作業が得意で好きな人
- コツコツ地味で地道な作業も苦にならない人
- トレンドに敏感で新しいものを吸収できる人
- 物事を筋道を立てて考えることができる人
- 時と場合によって妥協ができる人
- 時間管理やスケジュール管理を効率的にできる人
- コミュニケーションを上手く取れる人
- 責任感があり責任をもてる人
Webデザイナーに向いている人の特徴と性格を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
参考:Webデザイナーに向いている人は共通した性格と特徴を持っています
料理人とWebデザイナーの共通するところ
上記のWebデザイナーに向いている特徴と性格がどのくらい料理人に当てはまるか見てみましょう。
①パソコンを使った作業が好きで抵抗がない人
料理人:仕事でパソコンを使っている場合や、自宅で日常的にパソコンを使っている人にはとくに問題ないと思います。
②デザインすることが好きな人
料理人:デザイン→見た目に関しては、見た目の良し悪しは別として料理人ならほとんどの人がデザインすることが好きだと思いますね。
料理人がデザインするのは盛り付けですよね。
いかに美しく美味しそうに盛り付けできるか。
とくに宴会・パーティーの盛り付けは見た目が重要です。
料理の盛り付けがショボいと、かなりがっかりな宴会・パーティーに感じます。
料理は宴会やパーティーで華を添える役割があるので料理人はデザインすることが好きじゃないとできません。
③ものづくりがすきで作り上げることが好きな人
料理人:料理の仕事は仕込みから料理が完成するまで作り上げることの連続です。
料理人にとって「ものづくりがすきで作り上げることが好きな人」は当たり前のことですよね。
体に染み付いています。
「ものづくりがすき」というのは料理人の根底にあるものです。
④クリエイティブな作業が好きな人
料理人:料理そのものがクリエイティブな仕事です。
料理人は発想力に長けています。
限られた材料から料理を作り出すさまは、まさにクリエイティブと言えます。
⑤細かい作業が得意で好きな人
料理人:料理の仕事は細かな仕事がたくさんあります。
とくに仕込みに関しては細かな仕事がたくさんあります。
料理人の場合は「細かい作業が得意で好きな人」というよりは、それが当たり前 担っているので全く問題ないわけです。
⑥コツコツ地味で地道な作業も苦にならない人
料理人:これは⑤と似ています。
仕込みにおいて、細かな作業を何回も何回も繰り返し行うことはごく普通なことです。
料理人は地味で地道な作業には慣れています。
⑦トレンドに敏感で新しいものを吸収できる人
料理人:料理の仕事にもトレンドは大きく関係します。
食材や料理、調理法にもその時々のトレンドがあります。
調理法でいえば、ここ数年で真空調理がだいぶ普及しました。
料理業界もトレンドを取り入れることでお客様の満足度も上がり、結果的に売上につながるっているわけです。
⑧物事を筋道を立てて考えることができる人
料理人:料理人は常に逆算して仕事をしています。
お客様から料理が注文がくると、瞬時に料理が完成するまでを逆算して、どれから作業すればいいかを考えて作業にとりかかります。
宴会やパーティー、結婚式の料理は予約された大人数の料理です。
つまり予約した日にちと時間が決まっているわけです。
ですから、その予約の日にちと時間に合わせて料理を仕込んで完成させるわけです。
これは失敗が許されません。
そのために料理人は目標に向かって物事を考えながら仕事ができると言えます。
このことは⑩「時間管理やスケジュール管理を効率的にできる人」と同じです。
⑨時と場合によって妥協ができる人
料理人:料理人は「妥協ができる人」ができる人です。
というか、大前提に料理には原価率というものがあり原価を率を守ることが利益に直結します。
「妥協ができる人」=「線引ができる」とも言えますね。
⑩時間管理やスケジュール管理を効率的にできる人
料理人:⑧と同じです。
料理人は「時間管理やスケジュール管理を効率的にできる人」です。
⑪コミュニケーションを上手く取れる人
料理人:料理人はコミュニケーション能力が高いです。
コース料理はコミュニケーションと連携がしっかりできていないと、思い通りに料理を提供することが難しくなります。
結果的にお客様に迷惑がかかってしまいます。
料理人はいろんな業者と関わります。
業者と上手く付き合っていくにはコミュニケーションが大切です。
業者とコミュニケーションが上手くできていれば、いい食材も手に入りやすくなります。
そういったことから料理人はコミュニケーション能力が高いと言えますね。
⑫責任感があり責任をもてる人
料理人:料理を作るということは、お客様の口に入るものを作ることです。
料理人は料理を作ることに細心の注意を払いながら作る必要があります。
とくに衛生面においては食中毒が発生しないように常に清潔に保ち食材管理に気を配らなければなりません。
衛生面や食材管理に気を配ることは、常に責任をもって取り組むことが必要です。
こうしたことから料理人は人一倍責任感があると言ってもいいでしょう。
こうやってみるとWebデザイナーに向いている人と料理人には共通点が多いということに気づきます。
ほぼ一致していると言ってもいいですね
結果的に、
僕が実際に料理人からWebデザイナーに転職していることが証明しています。
自分がWebデザイナーとなった今も、Webデザイナーと料理人に共通点が多いことを実感しています。
料理人をやめてWebデザイナーになったらどう変わる?
料理人を辞めて転職をしたいと思っても、料理人を辞めたい理由と同じことが転職先であるのでは?と思うと不安ですよね。
料理人を辞めてWebデザイナーに転職したらどうなるか見てみましょう。
転職したいと思ったのはこんな理由では?
- 人間関係
- 体力的にきつい
- 労働時間が長い
- 休日が少ない
人間関係
どこの職場にもあるのが「人間関係」の問題です。
料理人もまた同様に転職を考える大きな理由の一つとして「人間関係」があります。
嫌な先輩、嫌な上司がいると最悪ですよね。
パワハラが横行している職場です。
仕事の内容がどうのこうのじゃなく、嫌な人がいると仕事に行きたくないです。
朝起きて仕事に行くのが憂鬱になります。
僕も経験したことがありますが、マジで嫌ですね
厳しい人と嫌な人は全く違いますから。
体力的にきつい
料理人は体力的にキツい仕事ですね。
多くの料理人は、一日の大部分を立ち仕事で過ごし、休憩時間も不十分なときもあります。
高温多湿の調理場内での作業は、体力的な負担が大きく、熱中症や脱水症状のリスクもあります。
とくに地下や狭い調理場は地獄のような暑さになりますから。
包丁など刃物が付いた調理器具の使用や、滑りやすい床など、怪我をしやすい環境です。
火を使う調理では火傷のリスクがつきものです。
ほとんどの料理人は包丁で指を切ったり、火傷は経験しますね
労働時間が長い
飲食業界の特性として、長時間労働が常態化しています。
理由は言い出すと限りなくありますが、とにかく長時間労働が当たり前のような業界ですよね。
休日が少ない
今はけっこう飲食の会社も週休2日のところは増えましたけど、それでも休みが少ない職場はあります。
ギリギリの人数で回しているところは誰かが急に休めば誰かがその分長く働くことになります。
シフトが崩れたときも同様ですね。
週末や祝日が忙しいので、従業員に連続勤務や休日出勤が求められることもあります。
この業界は激務なので、プライベートの時間や家族との時間を共有することが少なく、仕事と私生活のバランスを崩す原因になります。
僕も料理人時代は休日に恵まれず働き通しでした。結果的にそのことが原因で料理人を辞めることになりました
料理人をやめてWebデザイナーになったらこうなる
イヤな人間関係はほとんど解消される
人間関係それほど気にしなくても大丈夫だと思います。
ミーティングなどを除けば、一人でもくもくと作業しているので。
職場にもよりますが、一人で作業する場合はほとんど誰とも話さずに一日が終わるということもあります。
それはそれで少しさみしい気もしますが、人間関係のストレスがなく精神的にはかなり楽です
「体力的にきつい」は解消される
肉体的な疲労は激減します。
というか疲れてクタクタ、ヘトヘトといった肉体的疲労はほとんどありません。
ほとんど座っての作業ですから。
なので太ります。。
強いて言えば、目が疲れることと肩こりぐらいです。
いわゆる眼精疲労ってやつです。
あと、昼食後に耐え難い睡魔に襲われることがあります。
これはマジで耐えるのがキツいです。
労働時間の長さはケースバイケース
ホームページの制作案件がいくつか重なる場合は残業が発生する可能性があります。
基本的に作業の流れは自分で決めてできるので、残業をしないように段取りを組めば大丈夫です。
休日が少ないということはほとんどなくなる
ホームページ制作の仕事では休みが取れないということはほとんどありません。
なにか重大なミスがあって締切が迫っている場合は別ですが。
残業はあるかもしれませんが、休日出勤はほぼないです。
Webデザイナーに転職して思ったこと
- 体で覚える技術がない
- デスクワークが嬉しい
体で覚える技術がない
Webデザイナーの仕事の中で体で覚える技術はほぼありません。
強いて言うならタッチタイピングぐらいです。
逆に料理人は体で覚える技術がたくさんあります。
包丁の使い方:肉の切り方・掃除のやり方、魚の切り方・さばき方、野菜の切り方。
調理器具の使い方:フライパンや鍋の使い方など多数。
でもWebデザイナーが仕事で使うパソコンは誰が使って同じ動きしかしません。
体で覚える技術を習得する必要がないのは助かります。
デスクワークが嬉しい
Webデザイナーになってデスクワークが一番嬉しいですね。
とにかく体力的に楽です。
料理人のときは一日中立ちっぱなしでしたから。
体力的な負担がないと考えることに集中できます。
デスクワークは心から嬉しく思ってます
Webデザイナーへの転職は「30代前半まで」が理想
40歳に近づくと未経験での転職の道が狭くなってしまう
Webデザイナーに転職する場合も他の職業を同じく求人募集に対して応募し面接をするという流れは同じです。
しかし、Webデザイナーの求人では面接の前に書類選考があるため応募先に応募書類を送付しなければなりません。
しかし、未経験で年齢が高ければ高いほど書類選考で落ち面接までたどり着けないことがほとんどです。
なのでWebデザイナーに転職するなら30代前半までがMAXと思っていただいたほうがいいです。
30代後半は無理?かと言えばそうではありません。
僕は40代でWebデザイナーになれましたから
でも現実は厳しいものがありました。
40歳に近づくと未経験での転職の道が狭くなるのは事実です。
求人の年齢の欄にも「35歳」までというのも多く見ました。
できれば8年は料理人として働くと将来の選択肢が増えます
料理人はWebデザイナーに向いているのは事実ですが、できれば料理の仕事は8〜10年くらい続けていたほうが、Webデザイナーになってから将来の選択肢が増えます。
料理の仕事は8〜10年くらい働けば、一通りのことはできるようになります。
つまり自分でお店を出そうと思えば出せるくらい料理の仕事ができるということです。
その状態でWebデザイナーとして働くことができれば、もし仮に将来自分でお店を出すときにWebデザイナーとして働いていたことがプラスになります。
料理のお店ではなく、違う職種のお店を出す場合も同じくプラスになるはずです。
これから話すことは覚えておいて損はないです
WebデザイナーはホームページやWeb関連のものデザインし、ホームページなどを制作する仕事です。
またWebデザイナーとして働いていくうちにWebマーケティングということも覚えていきます。
要するにネット経由で集客することができるということです。
勘のいい人はピンときたでしょう。
Webデザイナーとしての経験が、自分でお店を出したときにものすごくプラスになるんです。
自分のお店のホームページを自分で納得するまで作り上げることもできるし、ネット経由からの集客にも力を入れることができます。
「美味しければお客さんは来る!」と思って安易にお店を出す人がいますが、現実は甘くないです。
たしかに料理が美味しければお客様はやってきます。
しかしそれはごく限られた一握りの人だけです。
趣味としてのお店ではなく利益を生むお店にするためには必ず集客作業が必要です。
世の中に自分のお店を知ってもらえればお客様は来ます
極端な例ですが、テレビでお店を取り上げてもらえれば、一気に知名度があがり直接集客につながります。
個人差はありますが、Webデザイナーの経験があれば少なからず集客の役に立つはずです。
料理人がなかなか仕事を辞めれない理由
料理人はなかなか辞められないケースが多いですね。
- 会社や上司が引き止める
- 上司や先輩に退職を言い出せない
- 職場の仲間に気を使ってしまう
会社や上司が引き止める
飲食業界は人手不足に悩まされるため、経験豊富な料理人の辞めると大きな痛手となります。
そのため、会社が様々な手段で引き止めます。
引き止め方にもいろいろありますが、「料理人は責任感が強い」ことに付け込む引き止め方があります。
「新しい人が入ったら」
「新しい人が入って仕事ができる人だったら」
こんな言い方で引き止めることがありますが、新しい人はなかなか入りませんし、なかなか求人募集もしません。
上司や先輩に退職を言い出せない
飲食業界は、上下関係が厳しく、上司や先輩に直接退職の意志を伝えることが難しい場合があります。
とくにパワハラ系の上司や先輩にはなかなか言い出せません。
何を言われるかわかりませんからね。
職場の仲間に気を使ってしまう
上司や先輩は嫌いだけど、職場の仲間とは仲がいいと、仲間に気を使って「仕事辞める」と言い出せません。
仲間を置いていくことへの罪悪感が、退職を躊躇させる原因になります。
辞めたい時は辞める
料理人が辞めさせてもらえない理由は、会社側や上司の引き止めや、退職を言い出せないこと、職場の仲間への思いやりなどあります。
これらの問題をクリアにしてスムーズに退職するには十分な準備と計画、そして場合によっては第三者のサポートを利用することで解決できます。
重要なのは、自身のキャリアと生活を優先し、可能な限り円滑に退職できる方法を見つけることです。
引き止められてダラダラ辞められない状態が続くと、時間がどんどん過ぎて退職後の転職が不利になりかねません。
辞めたいときは早く辞めて、時間を有効に使ったほうが未来が明るくなります
辞める意志を伝えているのになかなか辞めさせてもらえない場合は、第三者のサポートを利用ことをおすすめします。
なかなか辞めさせてもらえない人が多く、ここ数年、退職代行サービスに依頼する人が増えています。
Webデザイナーになるには3つ方法があります
Webデザイナーになるには3つの方法があります。
- Webデザインのスクールに通う
- 職業訓練で学ぶ
- 独学で学ぶ
Webデザインのスクールに通う
Webデザイナーになるためには、デザインに関する知識や考え方、デザインソフトの扱い方、コーディングの知識を身につける必要があります。
Webデザインのスクールに通うことは、Webデザイナーになるための効果的なステップの一つです。
スクールに通うことで、以下のメリットを得ることができます。
- 短期間で効率的にスキルを身につけることができる
- プロの講師から直接指導を受けることができる
- 実践的なスキルを身につけることができる
- 再就職や転職に有利になる
スクールに通うことで、効率的にスキルを身につけ、再就職や転職に有利になることができます。
職業訓練で学ぶ
Webデザイナーになるために職業訓練で学ぶことは、費用を抑えながらスキルを身につけ、就職や転職に有利になることもあります。
厚生労働省が実施する「求職者支援訓練」では、Webデザイナー養成コースが設けられています。
「求職者支援訓練」は無料で受講できます(教材の自己負担あり)
Webデザイナー養成コースでは、主に以下のようなカリキュラムを提供しています。
- Webデザインの基礎
- デザインソフトの基本的な使い方
- HTML/CSS/JavaScriptの基礎
- Webサイト制作
このように、職業訓練に通うことで、費用を抑えながらスキルを身につけ、再就職や転職に有利になることができます。
また支給要件を満たす場合は10万円の給付金を受給することができます。
職業訓練は受講が無料ですが、未経験者がWebデザイナーになるまでには時間がかかります。
また、職業訓練を受講すれば必ずWebデザイナーになれるとは限りません。
職業訓練でWebデザインコースについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
参考:【体験談】未経験者が職業訓練でWebデザイナーを目指すのはやめとけ!の理由
独学で学ぶ
Webデザイナーになるために独学で学ぶことは、自分のペースで学びたい人や、費用を抑えたい人にはおすすめです。
独学で学ぶメリットは、以下のとおりです。
- 自分のペースで学ぶことができる
- 費用を抑えることができる
- 好きな教材やツールを選ぶことができる
知識やスキルを独学で身につけることも可能ですが、独学で最も大事なことは目標を明確にし目標に沿った計画を立て学習を継続することです。
目標を明確にすることで、学習の方向性を定めることができ計画を立てることで、効率的に学習を進めることができます。
学習を継続することで、スキルを身につけることができます。
独学で学ぶ場合は、いろんな誘惑に負けない気持ちが必要です
しかし、実際に独学でWebデザイナーになることは難しいという現実もあります。
詳しく知りたい方はこちらを御覧ください。
参考:【現実は甘くない】独学でWebデザイナーになるのは難しい理由
独学でWebデザイナーになるためには、Webデザインを勉強するためのアプリケーション、ソフト、その他ツールが必要です。
参考:【揃ってますか?】未経験者がWebデザイナーの勉強に必要なもの
料理人から転職した経験談
僕は、高校をを卒業後、都内や横浜のレストランなどで18年間、料理人として働いていました。
料理の仕事は好きなので長く料理人として働いていましたが、休日は少なく料理人として働いている間は週休2日というものを経験したことはありませんでした。
そんなある日、一ヶ月ぶりの休日に病院で検査を受けました。
実は検査を受ける数ヶ月前から体の異変を感じていたんです。
それで更に体の異変を感じたので一ヶ月ぶりの休みに検査を受けることにしました。
すると、検査結果が出たその日に入院してくださいと言われ一週間後には大きな手術を受けることに。
せめて一週間に一度の休みがあれば、もっと早く検査に行けたはず
一ヶ月ぶりの休みに検査を受けていなかったら取り返しのつかないことになっていたでしょう。
そう思うと怖いですね。
手術後一ヶ月間入院生活を送るのですが、その間にいろいろ考えました。
考えた結果、ちょっと料理の仕事から離れることにしました。
退院してしばらくゆっくり過ごした後はハローワークに行き、それから「Webデザイナー」の道に進むことになります。
ハローワークに行ったときに偶然「Webデザイナー」の職業訓練があるということを知りました。
料理の仕事をしているときにパソコンを使っていて、パソコンに興味があったので迷わず「Webデザイナー」の職業訓練を受けることにしました。
職業訓練は2回受講しました。
それから転職先を探すためWeb制作会社や企業を中心に、20社ほど応募しましたがなかなか面接までたどり着くことができませんでした。
それでも諦めず応募し続けると、個人でWeb制作をやっている方と仕事をすることができるようになりました。
そこでWeb制作の実務を経験し、その後他の会社で社内でWeb部門を担当するようになり、現在は個人でホームページ制作を行っています。
こうして僕が料理人からWebデザイナーになれた要因は料理人としての経験と、料理人とWebデザイナーに共通点がいくつもあったからだと思っています。
料理人から転職するならWebデザイナーのまとめ
料理人からの転職はWebデザイナーへがおすすめです。
人間関係、長時間労働などいろいろな問題から、「料理人から離れてみたい」と思った人はWebデザイナーの道へ進むことが大きな選択肢です。
なぜなら料理人はWebデザイナーに向いているからです。
料理人はWebデザイナーに向いている人の特徴と性格にほとんど一致しています。
- パソコンを使った作業が好きで抵抗がない人
- デザインすることが好きな人
- ものづくりがすきで作り上げることが好きな人
- クリエイティブな作業が好きな人
- 細かい作業が得意で好きな人
- コツコツ地味で地道な作業も苦にならない人
- トレンドに敏感で新しいものを吸収できる人
- 物事を筋道を立てて考えることができる人
- 時と場合によって妥協ができる人
- 時間管理やスケジュール管理を効率的にできる人
- コミュニケーションを上手く取れる人
- 責任感があり責任をもてる人
これらの特徴の一致は、料理人からWebデザイナーへの転職へ大きなきっかけになるはずです。
Webデザイナーの仕事も料理人と同じ作り上げる仕事です。
料理人として経験してきたことがWebデザイナーの仕事でも活かせます。
この記事を読んで「なるほど」と思っていただけたらぜひWebデザイナーの道へ進んでください。