はじめまして。元料理人のWebデザイナー「よう」と言います。
「Webデザイナーになりたいけど、独学は難しい?」
そんな疑問を抱いているあなたへ。
答えは限りなく「Yes」に近いです。
独学でWebデザイナーになるのは難しいです。
ここでは僕の経験や体験をもとに「独学でWebデザイナーになるのは難しい」について解説します。
- 「Webデザイナーは自分で勉強したらできそう」
- 「自分のペースで学習できそう」
- 「自宅やカフェなど好きな場所で学習できそう」
こんなことを思って、独学でWebデザイナーを目指そうとしていませんか。
この記事を読み終わった後には、上記の理由で独学でWebデザイナーを目指そうと思ったことを考え直すことになると思います。
その結果、貴重な時間を無駄に使わずにすみます。
一見「独学でWebデザイナーを目指す」というと、費用がかからず自由に学習しながらWebデザイナーになれると思っている人もいると思いますが、Webデザイナーは簡単になれるものではありません。
とはいっても、100%独学でWebデザイナーになれないかというと、そんなことはありません。
可能性はゼロではないからです。
でも独学でWebデザイナーまでたどり着くには、かなりハードルが高いです。
「独学でWebデザイナーになるのは難しい」その理由を知りたい方はこのまま読み進めてください。
きっと参考になるはずです。
未経験から独学でWebデザイナーになることは可能なの?
Webデザイナーは近年需要が急増している魅力的な職業です。
そのため「自分にもできるかも」っと思う人も急増しています。
Webデザイナーになるには、自分一人でパソコンを使って勉強すればできそう。
と、思う人もいるでしょう。
でも実際のところ自分一人で勉強してWebデザイナーになれるのでしょうか?
答えは限りなく「No」に近いです。
そんなに簡単にWebデザイナーになれません
- 現実はかなり厳しいです
- 「独学でWebデザイナーになれる!」は要注意
現実はかなり厳しいです
現実は甘くありません。
独学でWebデザイナーなるには、かなりハードルは高いです。
簡単に独学でWebデザイナーになれるとしたら、世の中Webデザイナーだらけになってしまいます。
Webデザイナーだらけになってしまったら、新たにWebデザイナーになったとしても、Webデザイナーとして就職や転職ができなくなってしまいます。
僕が個人的に思うことは、独学でWebデザイナーになるということは、車の免許を独学で取得するような感覚です。
そのくらい難しいと思います。
「独学でWebデザイナーになれる!」は要注意
よくネットの記事で「未経験でも独学でWebデザイナーになれる!」というようなことが書いてありますが、これはまるっきり嘘とは言いませんが、100%正解とも言えません。
そもそも「未経験でも独学でWebデザイナーになれる!」というようなことを書いている人は、現役のWebデザイナーか、もとWebデザイナーですよね。
記事を書いた人は独学でWebデザイナーになったのでしょうか?
おそらく記事を書いたほとんどの人はWebスクールか職業訓練を経てWebデザイナーになったと思います。
つまり、自分が体験したことがないことを書いているということになりませんか。
同様に「独学でWebデザイナーになる勉強法」もそうです。
独学でも勉強法を守って学習すればWebデザイナーになれるかのようにとれます。
独学でWebデザイナーになった人が、自分の経験をもとにどういった勉強法でWebデザイナーになったかを説明するぶんにはいいですけど。
もし独学でWebデザイナーになりやすいのなら、その方法は爆発的に流行っていても不思議ではないですよね
「未経験でも独学でWebデザイナーになれる!」は、嘘とは言いませんが、100%正解とも言えません。
しかし、独学でWebデザイナーになれる可能性が高い人はいます。
それは印刷物のデータを作成する「DTPデザイナー」です。
DTPデザイナーは、Webデザイナーが使うデザインソフトと同じものを使っているため、すでにデザインソフトの使い方を習得しています。
つまり、Webデザイナーとして覚えることはコーディングだけなので、独学でもWebデザイナーになれる可能性は非常に高いです。
Webデザイナーになるためにはこれらのスキルが絶対条件です。
DTPデザイナーはすでにデザインソフトを使いこなし、デザインスキルを持っています。
しかも実務でのデザイン経験があります。
Webデザインと印刷物のデザインは違いますが、それはすぐに対応できるはずです。
こういったことからDTPデザイナーは独学でWebデザイナーになる可能性が高いと言えます。
独学でWebデザイナーになるのが難しい理由
ここから本題の「独学でWebデザイナーになるのは難しい」その理由を説明していきます。
ここから説明する内容は、僕の経験をもとに説明します。
僕は職業訓練からWebデザイナーになったのですが、結果的に2回職業訓練を受講してWebデザイナーになりました。
なのでゼロから独学でWebデザイナーになる方法も勉強法もわかりません。
もしかしたら独学でWebデザイナーになれる効率のいい勉強法があるかもしれませんが、僕は知りません。
なぜ僕が「独学でWebデザイナーになるのは難しい」と思うのか。
それは僕自信が独学でWebデザイナーになるのは無理だと思ったからです。
そのときというのは、最初に受講した職業訓練を終えたときです。
最初の職業訓練を終えたとき、今の自分の知識ではとても転職できるレベルないと感じましたからです。
つまり覚えきれなかったわけです。
マジで覚えられませんでした
最初の職業訓練では訓練期間が6ヶ月間で授業が1日6時間でした。
これほど授業を受けて勉強したにもかかわらずです。
僕に理解力が足りなかったといえばそれまでなんですが。
その時に「Webデザインを自分ひとりで勉強するのは無理だ」と感じました。
とにかく覚えることがたくさんあり、難解です。
またどこからどうやって学習するか検討もつきません。
なので独学で勉強するともっと大変なはずだと思いました。
Webデザイナーとして現在も働いているわけですが、Webデザイナーは常に勉強しなくてはなりません。
Webデザイナーになってからも勉強はつづきます。
その経験も交えて説明します。
Webデザイナーには向いている人と向いていない人の傾向があります。
Webデザイナーに向いている人を詳しく知りたい方はこちらを御覧ください。
参考:Webデザイナーに向いている人は共通した性格と特徴を持っています
モチベーションの維持が難しい
Webデザイナーになってからも新しい知識を深めようと勉強しますが、勉強するモチベーションを維持するのは大変です。
勉強を始めたばかりのときは勢いがあるので、しっかり勉強できますが、次第にモチベーションが下がってきます。
Webデザイナーには覚えることがたくさんあります。
一人でそれを覚えきるまでモチベーションを維持するのはかなり大変なことです。
最初は勢いがあるので、勢いに任せてある程度は学習が進みますが、学習すればするほどわからないことが増えてきます。
勢いだけでは続きません
そうすると、モチベーションを維持するのが難しくなります。
勉強にはモチベーションが一番大切です。
モチベーションがなくなったら、そこで勉強と学習はストップしてしまうからです。
勉強内容が合っているか自信がない
Webスクールや職業訓練では、全て講師の人がカリキュラムに沿って授業を進めてくれます。
なので受講生は、そのまま授業を受けていれば何も問題はありません。
でも一人で勉強していると、たまに「あれ?」と思うときがあります。
これって余計なことを勉強しているんじゃないかと。
書籍を使って勉強していると、書籍に書いてあることを「全て覚えなければいけないのかな?」と思うこともあります。
書籍もそこそこ厚い書籍だとかなり内容が深くまで書いてあるものもありますから。
書籍やインターネット上での学習も役立ちますが、体系的に学習するには限界があります。
疑問は全て自分で調べることになる
僕も勉強しているとわからないことがでてきます。
そうするとネットで答えを探しますが、すんなり答えを書いてあるサイトを探し当てる事ができればいいですが、いつもうまくいくとは限りません。
そんなときは答えにたどり着くまで延々と検索します。
ネットで自分が求めている答えを見つけるには「検索力」が必要です。
「検索力」がないと答えを見つけるまでにかなり時間を費やすことになります。
「検索力」は検索回数と慣れが必要です
ネットで答えを見つけるために検索を繰り返していると、けっこう疲れます。
この疲れもモチベーションの低下に繋がります。
わからないことがあっても、質問できる相手がいないため、解決に時間がかかってしまいまます。
どこがゴールかわからなくなる
一人で勉強していると、どこまで勉強したらいいのかわからなくなります。
一つのことを深掘りしていくと、きりがありません。
とくにネットで深掘りしていくと情報が無限に広がっているのできりがなくなります。
だれかに「ここまで覚えればいいよ」と言ってもらわないと着地点が不明になります。
一人で勉強していると不安になりますからね。
ついつい「もうちょっと」と思ってしまします。
でもこれは独学でWebデザイナーを目指す場合はちょっと危険ですね。
エンドレスは疲れます
自分が選んだ教材が適切か不安になる
職業訓練では教材が用意されます。
独学でWebデザイナーを目指すななら自分で教材を探さなければいけません。
教材選びは難しいことです。
職業訓練では教材を、職業訓練側で独自に作っていることが多いので、覚えることが集約されています。
一方、個人で書店に行ってWebデザイナーになるための書籍を購入する場合、どれを選んでいいかわかりません。
しかも、何冊も購入する必要があります。
職業訓練の教材は覚えることが集約されていますが、一般の書店で並んでいる書籍は詳しい内容まで事細かに書いてあります。
その中から必要な内容だけを抜き出すことはWeb初学者には難しいです。
YouTubeでもWeb制作に関連した情報が溢れているので、その中で自分に必要な情報を見つけるのは大変です。
教材選びに失敗すると、すぐに覚えなくてもいいものまで学習してしまうかもしれません。
ついつい、あれもこれもってなりがちです
独学での教材選びは難しいです。
誘惑に負ける
家で一人で勉強する前に僕にも誘惑があります。
「テレビを見てから」「ネットで動画や映画を観てから」「お酒飲もう」「明日やろう」
誘惑はたくさんあります。
誘惑に負ければ負けるほど、堕落していきます。
「独学でWebデザイナーを学ぶメリット」で話した、「自分のペースで学習できそう」というメリットが勉強の妨げになる場合があります。
自分のペースで学習できるので、自分がやりたくないときは勉強しないということもできてしまいます。
学習期間の長さ
Webデザイナーになってからの勉強も長い時間を使う場合もあります。
Webデザイナーになってからの勉強はベースになる知識があるので、ある程度は勉強時間が少なくはなりますがそれでも長い時間調べたりすることはよくあります。
通常Webデザイナーになるには早くて半年から1年ほどと言われています。
これはWebデザインスクールなどに通って学習した場合の話で、独学の場合は更に勉強する時間は長くなります。
Web初学者のようにWebの知識が浅いと、勉強するポイントが不明確な上にわからないことを調べる時間も長くなります。
ただでさえWebデザイナーになるには覚えることがたくさんあるのに、Webの知識が浅いと必要な知識を覚えるのに膨大な時間を要してしまいます。
マジで覚えることがたくさんある
Webデザイナーの仕事内容
Webデザイナーの仕事は、大きく分けて、WebサイトのデザインとWebサイトのコーディングの2つに分けられます。
- Webサイトのデザイン
- Webサイトのコーディング
- WordPressのカスタマイズ
Webサイトのデザイン
Webサイトのデザインとは、Webサイトの見た目や雰囲気を決める作業のことです。
Webサイトの目的やターゲットユーザーを意識しながら、色やレイアウト、フォントなどを組み合わせて、ユーザーにわかりやすく、使いやすいWebサイトをデザインします。
Webサイトのコーディング
Webサイトのコーディングとは、デザインを実際のウェブブラウザで見えるようにし機能を実現するための作業です。
デザインや機能を実現するためには、HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を使って、ソースコードを記述します。
必要な機能を実装することで、ユーザーがWebサイトを使いやすく、快適に利用できるようにします。
コーディングについて知りたい方はこちらをご覧ください。
参考:コーディングとは?Webデザイナーを目指している人へ簡単解説
WordPressのカスタマイズ
Webデザイナーにとって、WordPressの知識は必須と言えます。
近年、Webサイト制作におけるWordPressのシェアは急増しており、多くの企業や個人事業主がWebサイト制作にWordPressを利用しています。
日本制作されたWebサイトの約8割がWordPressで作成されていると言われています。
そのため、Webデザイナーとして活躍するためには、WordPressの知識は必須スキルの一つになっています。
Webデザイナーの仕事内容を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
参考:【未経験者必見】Webデザイナーの仕事内容を詳しく解説
「よく言われる独学のメリット」は本当にメリット?
独学でWebデザイナーを目指したい人は、以下のようなメリットを感じて独学で学ぶことを選択することが多いと思います。
- 学費がかからない
- 無料の教材を使う
- 交通費がかからない
出費が少なそう
たしかに出費はかなり抑えることができます。
Webデザインスクールに通う必要が無いので学費もかかりません。
YouTubeなど動画を見て学習すれば、教材(書籍)代が少額ですみます。
自宅で学習すれば、当然交通費もかかりません。
自分のペースで学習できそう
固定された時間に縛られることなく、自分のライフスタイルや仕事、その他の予定に合わせて学習スケジュールを調整できます。
学習計画を自分で決めることができるので、忙しい人でも空いた時間を利用してすきな時間にすきなだけ学習できます。
興味のある分野から学習したり、理解度に合わせて、ゆっくりと学習したり、自分のペースで進めることができます。
さまざまな教材や学習方法を試しながら、自分に合った学習方法を見つけられます。
誰の干渉も誰の目も気にせずストレスフリーで学習できます。
自宅やカフェなど好きな場所で学習できそう
通学や授業時間の制約がないため、自分の好きな時間に、好きな場所で学習できます。
最近カフェでパソコンやタブレットを使って作業している人が増えましたね。
いわゆるノマドワーカーです。
いろんな場所で仕事をする新しいワークスタイルが流行ってます。
自分の好みやライフスタイルに合わせて、学習環境を整えられます。
あとコワーキングスペースも増えましたね。
自宅以外で仕事ができる場所が増えました。
「Webデザイナーはどこでも仕事ができる」と言われるのはこういったことからです。
言い換えれば、パソコンを使った仕事や勉強はどこでもできるってことですね。
確認してみよう「独学のメリット」
上記の3つのメリットは、よく「独学のメリット」と言われてるものです。
でもこれって真のメリットですか?
上記の3つのメリットは、学習環境や金額的なものです。
確かにこれもメリットですが、僕は真のメリットだとは思いません。
僕が思うメリットとは、「独学だと効率的に学習できる」とか「独学だと覚えるのが早い」とか、そういうことが真のメリットだと思います。
いかに効率的に学習できるかが重要です。
表面的なメリットはそれほど重要ではありません
体験談:独学でWebデザイナーになる難しさ
僕は職業訓練を2回受講してWebデザイナーになりました。
- CG・Web総合スペシャリスト科
- Webデザイン科
最初に受講した「CG・Web総合スペシャリスト科」は6ヶ月、2回目に受講した「Webデザイン科」は3ヶ月という期間です。
最初に受講した「CG・Web総合スペシャリスト科」を終えたときに思いました。
「これは自分ひとりで勉強しても無理だと」
僕が最初に職業訓練を受講したときは、全くWebのことなんかわからない状態で職業訓練を受講しました。
とにかく難解で、さらに覚えることが山程ありました。
まさに詰め込み詰め込みです。
これではなかなか頭には入ってきません。
つまり、職業訓練を終えたときには、とても転職できるような状態では無いわけです。
頭に知識が入っていないわけですから。
そいうことで仕方なくWebデザイナーになるのを諦めました。
このときはかなり凹みました
しかし、どうしてもWebデザイナーになりたくてまた職業訓練を受講したというわけです。
最初の職業訓練を終えて、2回目の職業訓練の間に自分でWebデザイナーの勉強をすることはありませんでした。
先程も言いましたが「これは自分ひとりで勉強しても無理だと」思っていたからです。
やはりWeb専門の講師に教えてもらったほうが断然いいと思っていましたし。
それで2回目の職業訓練を受講することができてWebデザイナーになることができたわけです。
職業訓練では一日6時間ほどの授業があり、それを数ヶ月やっても覚えるのはほんの基礎です。
一日6時間を数ヶ月間やってあんなに覚えることがあるのに、独学でひとりで覚えようと思ったら、いつになるかわからないくらい時間がかかってしまいます。
それにわからないことを理解するするにもかなり時間を費やすことでしょう。
こういった経験から「独学でWebデザイナーになるのが難しい」と思っています。
Webデザイナーになるために必要なメンタル
Webデザイナーの仕事を理解する
Webデザイナーの仕事は、華やかでクリエイティブなイメージを持たれがちですが、実際はそうではありません。
地味で地道な作業が多く、納期に追われるなど辛い場面もあり大変な仕事です。
仕事内容を理解することで、期待と現実のギャップによる挫折を防ぐことができます。
Webデザイナーの仕事は、決して楽な仕事ではありません。
Webデザイナーの仕事内容を詳しく知りたい方はコチラをご覧ください。
参考:【未経験者必見】Webデザイナーの仕事内容を詳しく解説
Webデザイナーになりたいという強い意志
Webデザイナーになるためには、「Webデザイナーになりたい」という強い意志が絶対に必要です。
この強い意志が、必要な知識やスキルを身につけるための原動力となります。
Webデザイナーになるには、デザイン、コーディングなど、幅広い知識と技術を習得する必要があります。
これらの知識や技術を習得するには、継続的な学習と努力が必要です。
ときには壁にぶつかったり、挫折を経験したりすることがあります。
強い意志があれば、そのような困難を乗り越えて、成長することができます。
結局、最後は根性論
毎日1時間以上は勉強する
Webデザイナーになるためには、毎日1時間以上勉強するというメンタルの強さと自己規律が必要です。
Webデザインは、デザイン、コーディングなど、幅広い知識と技術が必要です。
これらの知識や技術を習得するには、継続的な学習が不可欠です。
Webデザインは、常に新しい技術やトレンドが生まれ、進化し続けています。
常に最新の情報や技術を学ぶためには、毎日コツコツと勉強する必要があります。
Webデザイナーになるためには、毎日1時間以上を勉強に費やすことを習慣づけるようにしましょう。
このように日々コツコツと学びを続けることで、自己管理の能力が自然と身につき、専門スキルの向上や最新のトレンドに柔軟に対応できるようになります。
必ず手を動かす
Webデザイナーになるためには、実際に手を動かし、経験を積み重ねることが重要です。
Webデザインのスキルは、書籍やオンライン講座で学ぶこともできますが、実際に手を動かすことで、より実践的なスキルを習得することができます。
頭だけで覚えても、実際に手を動かさないと身につかないものです。
例えば、魚のおろし方は知っているけど、いざ実際に魚をおろそうとしても絶対うまくいきません。
そういうことです。
インプットしたらアウトプットして形にしましょう。
Webデザインの勉強は実際に手を動かすことで習得することができます。
手を動かすのは習慣づけたほうがいいです
ゴールを決める
Webデザイナーの勉強にはゴールを決める必要があります。
- モチベーション維持
- 効率的な学習
- 時間管理
- 達成感
これは全体的な最終ゴールと、小さなゴール(目標)を設定することが大切です。
明確なゴールを設定することで、モチベーションを維持しやすくなり、必要なスキルを効率的に学習することができます。
ゴールを設定することで、学習に使える時間を有効活用することができます。
そしてゴールを達成することで、達成感を味わうことができます。
達成感と同時に充実感も味わえます
この達成感が次の学習へ繋がります。
Webデザイナーになるために必要なもの
- 必要な道具
- 必要なデザインソフト・ツール
- ドメイン・サーバー
必要な道具
Webデザイナーになるためにパソコンとマウスは必要です。
パソコンとマウスがないと何も始まりません。
パソコンは、WindowsでもMacでもどちらでも大丈夫ですが、ノート型よりデスクトップのほうが学習しやすいです。
なぜかというと、画面が大きいほど作業がやりやすくなるからです。
それとパソコンのスペックは、最低メモリ8Gが必要です。
推奨は16です。
これはAdobeがシステム要件として、ソフトをスムーズに動作させるために必要な最低限のパソコンのスペックを示しているからです。
参考:Photoshop の最小システム構成および推奨システム構成
新しくパソコンを購入する場合、スマホがiPhoneならMacがおすすめかな
Webデザイナーの勉強に必要なものを詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
参考:【揃ってますか?】未経験者がWebデザイナーの勉強に必要なもの
必要なデザインソフト・ツール
Webデザイナーになるためには、以下のデザインソフトやコーディングツールが必要です。
デザインソフト
Adobe Photoshop(有料)やAdobe Illustrator(有料)は業界標準であり、これらを使いこなすことが期Webデザイナーに求められます。
Webデザインの他、デザインをおこなう職種ではこれらのデザインソフトは必ずといっていいほど使用しています。
またこれらのソフトを使えることは、転職する際には必須の条件になります。
PhotoshopとIllustratorが使えないと99%の確率でWebデザイナーに転職できないと思ってください
Adobe XD(有料)とFigma(無料)はWebデザインに特化しているソフトです。
レイアウトなどの配置が簡単な操作でできます。
コーディングツール
Visual Studio CodeとはHTML、CSS、JavaScriptのコーディングに最適で、拡張機能によりさらに多くの機能を追加できます。
Visual Studio Codeは多くのWebデザイナーが使用しています。
なぜ多くのWebデザイナーがVisual Studio Codeを使っているのか。
それは使いやすくて無料だからです。
一方、Adobe DreamweaverはAdobe社が提供しているコーディングソフトで有料です。
ブラウザ
Google Chrome(グーグルクローム)は、Googleが提供するウェブブラウザです。
ブラウザとは、Webサイトを閲覧するためのソフトです。
今こうして、この画面が見ているのはブラウザというソフトを介しているので見えているのです。
Webサイトを制作するときにはGoogle Chromeを使います。
ドメイン・サーバー
自分の専用のドメインとサーバーは転職活動や学習過程において非常に役立ちます。
- サーバー使用の経験できる
- ポートフォリオサイトの公開
サーバー使用の経験できる
自分の専用のサーバーがあると、サーバーの設定や使用方法を直に触って学べます。
実際に自分で制作したサイトをサーバーにアップロードして運用することで、サイト運用の経験を積むことができます。
ポートフォリオサイトの公開
ポートフォリオサイトは転職活動において非常に重要です。
Webデザイナーに就職する際は必ず自身で制作した制作物の提出を求められます。
その制作物をまとめたものがポートフォリオです。
つまりポートフォリオがないと転職することはできません。
そのくらい重要なものです。
ポートフォリオを自分のサーバーにサイトとして制作して、そのサイトのURLを希望する会社や企業に提出してポートフォリオサイトを見てもらいます。
自分専用のドメインとサーバーを所有していることは、転職する際には必須と言ってもいいでしょう。
ポートフォリについて詳しく知りたい方はこちらを御覧ください。
参考:Webデザイナー未経験に知ってもらいたいポートフォリの作り方
独学でWebデザイナーになるのが難しい理由のまとめ
Webデザイナーは近年需要が急増している魅力的な職業ですが、独学でWebデザイナーを目指すのは難しいです。
よく独学のメリットとしていかのことが言われますが、現実はこのメリットはそれほど大したメリットではありません。
- 出費が少なそう
- 自分のペースで学習できそう
- 自宅やカフェなど好きな場所で学習できそう
実際は、この先の学習が重要です。
独学でWebデザイナーになるのが難しい理由
- モチベーションを維持するのが難しい
- 勉強内容が合っているか自信がない
- 疑問は全て自分で調べることになる
- どこがゴールかわからなくなる
- 自分が選んだ教材が適切か不安になる
- 誘惑に負ける
- 学習期間の長さ
このマイナス要因を自分一人で克服するのは厳しいです。
僕の体験談でお話したようにWebデザイナーは覚えることがたくさんあります。
それを覚えた上にデザインソフトなどの操作も覚えなければなりません。
独学で覚えることは不可能ではありませんが、膨大な時間を費やしてしまい、挫折する確率がかなり高くなります。
そうすると今まで使った時間が無駄になるかもしれません。
DTPデザイナーは独学でWebデザイナーになれる確率はかなり高いと思いますが、予備知識や少しでもデザインソフトを触った事がある人以外は、独学でWebデザイナーを目指すのは厳しいです。
これから独学でWebデザイナーを目指ざすことを検討しているなら、今一度考え直してもいいのではないでしょうか。
「知っている」と「できる」は違います。